私は「新しい国家」を考えるため、日本共産党が2004年1月17日の第23回党大会で改定した党の綱領の理論的基礎としている「科学的社会主義」について、インターネットで資料を収集した。
先ず「現象している世界をどのように捉えるか」ということについて、日本共産党川崎重工委員会による解説では、次のとおりとしている。
弁証法的な見方
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形而上的な見方
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第一
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ものごとを世界の全般的な連関のなかでとらえる。
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ものごとを、個々ばらばらにとらえる。
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第二
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すべてを生成と消滅、運動と変化のなかでとらえる。
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固定した、いちど与えられたらそれきり変わらないものとしてとらえる。
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第三
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固定的な境界線や「不動の対立」にとらわれない。
反対物への転化も視野にいれる。
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ものごとを、白は白、黒は黒という絶対的な対立のなかでとらえる。
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